
菊乃井はミシュラン3つ星の日本を代表する料亭ですが、ホームページには奢ることのない料亭のポジションニングが示されていて、京都人らしさも合わせて交換をいだきます。
引用しますと、ご挨拶に「料亭の基本は飯屋です。京都では、最初に料理屋に行くんは、お祖母ちゃんに抱かれたお宮参りの時。次は3つ参り、5つ参り、成人式、結婚の時、還暦や米寿のお祝い、死なはったら法事の席。
これらが全部、飯屋の仕事です。そこで暮らす人の生活の中にあるから、町衆との距離が近いわけですね。 普通の人が普通に働いて、人生の節目の日に少しだけ贅沢な気分を味わえる、菊乃井はそんなお店です。
お客様の人生の節目や大切なお時間を菊乃井で過ごして頂ける。だからこそ、これ以上ない素材、最高の技術、最高のしつらえをご用意して、お客様にお喜びいただける精一杯のおもてなしを出来るよう努力しております。」
また、うちの料理は、「きれい寂び」を心情にしております。 「美しくて不華ならず。渋くして枯淡ならず」 今風に言うと、「上品で美しくあれ。ひょろひょろした華奢なもんはあかん。渋くても力強くあれ。枯れすぎて弱々しいのはあかん。」というようなところでしょうか。
それはこのチラシ寿司によく現れています。なにひとつ派手な材料はないけれど、一つ一つに吟味されていて、気づかいが伝わってきて、愛おしくなってくる。もちろんプロの味付けやけれど、まるで自分のおばあちゃん作ってくれていた、ご馳走のちらし寿司みたいに思えてきました。
小箱に過不足なく満たされていて女性なら丁度いい量で大満足。これで2千円でお釣りが来るなんて・・・。 ええもん食べたな と、思いました。
お買い求め情報→特製ちらし寿司 1,944円(税込) JR京都伊勢丹・地下2階「老舗・名店弁当コーナー 電話:075-342-5630」の販売は、 午前11時30分からです。(木曜日限定販売)