平安神宮の神様のお庭(神苑)を散策して、オーストリアの朝食を愉しんでから、美術館を巡り、六盛の花見弁当を岡崎公園で広げて、ブルーボトルコーヒーでお茶しました。

神宮道の大鳥居の3ショット(左から應天門の内側から、應天門の外側の階段から望遠で、美術館から)で分かるようにどこから見ても大鳥居は平安神宮のアイコンですが、高さ24m幅18mの巨大サイズですが、高さでは日本8位だそうです(この方のブログにランキングがあります)が、第一位はくまの本宮大社の大鳥居で33.9mです。

動画でも紹介しましたが、京都の寺院が平安時代や鎌倉時代に建立されていますが、平安神宮は明治時代生まれです。徳川300年を革命で覆した戦乱のメイン舞台が京都の街でしたから、蛤御門の変とか・鳥羽伏見の戦いとかで街は荒廃して、明治天皇も東京に遷都され残された京都は衰退の極みでした。そこで今で言う町おこし事業として明治28年が平安遷都1100年に当たるので、平安京を復元しようということで、平安京を作られた桓武天皇をご祭神として大極殿や応天門などを再現したのが平安神宮というわけです。

大極殿などの表舞台を取り囲むように1万坪の庭園が配置されています。平安時代の庭園の様式であり池泉回遊式庭園で南神苑・西神苑・中神苑そして最も大きな東神苑で構成されています。この庭園の造園を任されたのは近代日本庭園の先駆者とされる作庭家庭師・七代目小川治兵衛です。

この神様のお庭は観光地として足早に巡るところではありません。時間が止まる静寂の中で静かに佇むところです。景色に溶け込んだ石のベンチがそこかしこにあります。旅行の日程が許せばぜひ、朝8時半の開園とともに訪れることをお薦めします。

ということは朝食を後回しにしての散策となりますので、ホテルの朝食に負けない、とっておきのお店をご紹介しましょう。ヨーロッパ・オーストリアの王室御用達のホーフベッカライ エーデッカー・タックスです。工程が愛したハンドカイザーが有名なパン工房です。ザルツシュタンゲルというパン生地表面に岩塩とスパイスの種をまとわせたパンで作るホワイトアスパラとチーズのサンドイッチが繊細で深い味わいでした。このパン工房は日本では小京都の岡崎だけの希少価値なお店です。

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